MacPro : Final Cut Proでの比較 DV篇
先日のMacProとG5のFinal Cut Proでの比較はHDVフォーマットで行ったが、DVで(比較が)見たい、とメッセージ頂いた。
やっぱそうだよね〜、と、DV素材で再検証。
なお、テスト手法はほぼ踏襲した。
素材はDVcam撮影したテープだが、結果はDVと同じハズである。
DVcamでのマルチストリーム
ね、やりたくなかった訳がわかるでしょ?(笑)
G5/Dual2.7 メモリ8G ATI X850 XT(左)
16トラックまでOK。17トラック目で赤色表示。
MacPro/3GHz メモリ4G NVIDIA FX 4500(右)
22トラックまでOK。23トラック目で赤色表示。
ちなみに上記は、外部ビデオ出力オフのデータ。
FireWire経由でのビデオ出力はCPUに負荷をかけるため、マルチストリーム数に関係する。
そこで外部ビデオ出力をオンにすると、
G5/Dual2.7 は、1トラック減って15トラックまでOK
MacPro/3GHzは、変化なしで22トラックOKのまま
テスト条件のセーフRTを解除し、無制限のRTに切り替える
当然、赤のラインはオレンジになる。
ユーザー環境設定で、再生時のコマ落ちに対する報告表示をオンにして再生すると
CPUよりもディスクの速度がボトルネックになっているっぽい。
(使用ディスクは内蔵SATA)
ディスクを増設してソフトRAIDを構築したら変わるかもしれない。
MacProが借り物でなければ増設して試すのだが、いずれ返却するマシンなので今回はテスト見送り。(スポンサー募集中デス)
次に、
上記MacProと同じ23トラック状態にしてレンダリング
G5/Dual2.7 3分16秒
MacPro/3GHz 2分13秒
40秒のクリップに対するエンボスフィルタ(最大量)
G5/Dual2.7 1分12秒
MacPro/3GHz 14秒
40秒のクリップに対する方向ブラー(最大量)
G5/Dual2.7 45秒
MacPro/3GHz 24秒
HDVフォーマットに較べ、処理にもよるがG5の健闘が目立つ
やはりHDVフォーマットの方がCPUにとってヘビーな処理なんだなあ。
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