MacPro : Motionでの比較
MacProとPower Mac G5比較シリーズ4
シリーズ1:Photoshop 篇
シリーズ2:Final Cut Pro/HDV 篇
シリーズ3:Final Cut Pro/DV 篇
で、4はMotionなんだが、MotionはCPUよりGPUがパフォーマンスを決定するアプリ。
負荷の高い処理はすべてグラフィックスカード上のプロセッサが担当するため、CPUは実際のコンポジットの構築にはほとんど関与しません。
Apple Proトレーニングシリーズ Motion 上級編(Damian Allen著)より
日本ではボーンデジタルより刊行
日本語版はテクニカルチェックと画像作成させていただいてます
で、うちのG5は青い局地戦用
ATI Radeon X850 XT:(VRAM 256MB)
だが、MacProは巨大な
NVIDIA Quadro FX 4500:(VRAM 512MB)
と、グフとビグ・ザムほどの差があるGPUなのでフェアな戦いにならない(もともとフェアな戦争なんてないのさ、というのは置いておいて)。
本当なら同じグラフィックカードを刺して比較すべきなんだが、まあ、そこまでの検証は雑誌でもやれていないようなので、参考値として。
前述の書籍 Motion 上級編に
プロジェクトで複雑なビヘイビアを多数使用する場合、あるいはパーティクルシステムを使用して作業している場合には、プロセッサの速度は大いに重要
と書かれているので、
複数のパーティクルエミッタを使って、リアルタイムプレビュー一巡目(二巡目になるとRAMにバッファされるはず)の再生フレームレートを比較。
MacProは数個のパーティクルでは平然と29〜30FPSで張り付くので、MacProが音を上げるまでパーティクルを多重適用、同条件下でのG5側のFPSをチェックした。
MacProが26〜29FPSの状態でG5は13〜16FPS。
ううむ、思ったより差がつくなあ。
Motion 上級編―革新的なモーショングラフィックス
著者:Damian Allen |
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